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ニューノーマルはどうなる!?これから選ばれる店はSDGsなお店!

更新日:2022年8月29日

今日のメッセージ


沖縄県を除くエリアで『緊急事態宣言』が解除。北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県に『まん延防止等重点措置』が適応され、足踏み状態が続いています。かと思えば、オリンピックが開催される見込みで、次々と選手団が到着。いったいこれからどうなるのか…期待と不安の毎日ですね。

さて、近所にある居酒屋の店主は緊急事態宣言に対し「居酒屋なのに酒を出せないなんて、俺は何屋だ」なんてボヤいて休業していましたが、この度、意を決したようにシャッターを開き、暖簾をかけていました。赤ちょうちんが灯ると、街が元気になったようで、ホットとしますよね。はやく隣のデスクの人に「ちょっと一杯やりませんか」なんて声をかける暮らしが戻ってほしいです。

さて、ふと気づくと飲食店を取り巻く街の風景はこの1年をかけて大きく変わったよう。店に入ると間違い探しをするかのようにキョロキョロ見渡してしまいます。久しぶりに駅前のカフェを覗くとテラスエリアが増床され、フレンチレストランにはテイクアウト用の小窓が設置されていました。大箱居酒屋には「銘々皿コースあります」「お一人様歓迎」との張り紙が。モバイルオーダーシステムが導入されて、スマホを手に人々が注文する風景も当たり前になりましたね。

窮地に手をこまねいているだけの店などない、そんなことに気づかされます。


時代が転換!どんな店が選ばれる

もう始まっている!環境を意識したSDGsなお店


猫も杓子も『SDGs』!2~3年前はほとんど、知られていなかったこの4文字。今では街角のポスターに踊り、ネットニュースを飛び交っています。私もエコバッグの携帯を忘れることもなくなり、コンビニで買い物するとすばやくエコバッグに商品を入れる要領もつかんできました。

消費者の身近にあるということは当然、経営者はより意識的。SDGsが最優先課題だと明言する人や、環境課題解決型の業種も身近になりました。政治でもパリ協定を背景に様々な取り組みが加速化しているようです。


そんな中、飲食店でも「お店におけるSDGsの姿勢」が顧客の来店動機のひとつとして検討されるようになりました。そこで今回は、各店がどのような取り組みをしているのか、聞いてみました。


<私の店のSDGsの取り組み>

  • ストロー提供などを取りやめ、プラごみを削減

  • プラスチック皿からリユースできる陶器などに切り替え

  • 間伐材を使った割りばしや、紙の使い捨て容器など再生可能な資材を導入

  • メニューをペーパーレス化

  • 食べ残しを減らすため、ご飯を大中小と選べるようにするなどメニューを工夫

  • 牛肉の消費を考えるため、ヴィーガンメニューを追加

  • 持ち帰り用のケースを提供

  • 生産者の顔が見えるように店内に生産者情報を掲示

  • トレーサビリティを意識した仕入れ

  • 地産地消を心掛け、地元農家の食材を積極活用

  • 生ゴミ処理機を導入して、循環型システムを構築

  • 再生可能エネルギーを導入

  • 余った食材を子ども食堂などに寄付

  • 売り上げの一部を寄付できる仕組みに変え、意識を向上

  • 食材ロスを減らすため、仕入れや数量限定メニューを設定

さて、あなたのお店はどんなことをしていますか。SDGsはやれるところから少しずつ、が基本。今から意識していきましょう。


口福よもやま話

―これからはSDGsの時代


「ハラールフレンドリー定食始めました」京都にある京料理の店でそんな貼り紙を見かけて二度見してしまった。観光地京都では今、町を歩く外国人がまばら。なぜ、この時期にハラール対応?…と不思議に思い、話を聞きました。

「ずっと、やりたかったんです。これからはSDGsの時代っていうじゃないですか。」


なるほど…。しかし、なぜハラールがSDGsなのか、ピンとこない。


ちなみにハラール(ハラル)とはイスラム教に関連することで、豚肉やお酒を口にできないなどの決まりはよく知られている。ちなみに豚肉以外の肉は食べられるのですが、厳密にいえばハラールの作法に則って、処理されていなければダメ。アルコールもNGなので、ミリンで煮込んだ食品などは厳密に言うとアウト。しかし、イスラム教徒の中でもどこまで厳密に守るかのレベルは様々なようで、まずは『ハラールフレンドリー』としておけば、最低限、豚肉は使っていませんよという基本レベルで、友愛の心を示せる。


少し脱線しましたが、店主の話に戻ると、店主は飲食店の仲間と共にSDGsについて話す機会があったらしい。「皆さん『食材ロスへの取り組み=SDGs』ってイメージで取り組んでおられる。でも、よくよく話すと、SDGs17項目の目標の中には、≪平和と公正をすべての人に》という内容もあって、すべては繋がっているんです。そこで、私なりのSDGsをやってみるかと。」と店主は身を乗り出す。

「実は私、一度だけ海外旅行したことがありましてね。学生の頃、インドに行ったんです。慣れない食材で1日目に胃をやられました。でも、せっかく来たからなんとしても現地の料理を味わいたい、日本人の胃にも優しいインド料理はないかと探したんです。私みたいに宗教なんか関係ない人間でも、外国に行くと食べられるものって少ないんですよね。料理人として外国の人が日本に来たら、できる限り食事を楽しんでもらえるようにしたい」


旅のことは忘れていた店主だが、このコロナでふと思いめぐらせたという。


「休業で暇になり、漠然と何か新しいことをと思った時にふと考えたんです。コロナが終わって海外の人が来たら、楽しんでほしいなと。よく考えればハラールってのは、日本で言うところの精進料理だから、寺社仏閣の多い京都では親近感のあるメニューとも言えますよね。この国を訪れる人やここで暮らす人に向けて、どんな国の人でも、心置きなく京料理を楽しめる環境を作ってみよう。それが世界の人々に向けた公平性に繋がるんじゃないかと」。

そこで、店主はハラールフレンドリー定食を考案して、メニュー化したのだそうだ。日常の慌ただしさから開放された休業中。心の余裕から生まれた飲食店の新しい取り組みも街に登場するのだろうと…、期待が膨らんだ。


StarPay-Order におまかせ

StarPay-Order でできるSDGs


StarPay-Order を導入した店舗様から、日々色々なお声をいただきます。その中で環境に配慮するために活用しているお店の声を集めました。

【1】 食材管理

―細かいデータが出せるので、具体的にどのメニューがどれだけ出るか統計をとり始めました。雨の日の客足、寒い日に出るメニューなどを詳しく分析すると、仕入れを厳密に調整できロスを減らせるようになりました。(定食屋 オーナー)

【2】 メニュー撤廃・テーブルオーダー

― 紙のメニューをすべてなくしました。これまで汚れては取り替えたり、その日ごとに日替わりメニューを印刷したり、価格を少し変えるたびに交換していました。ここ1年、衛生面で同じメニューに触れることに抵抗がある方も増えたので、合わせて改善できました。(居酒屋 店主)

【3】 メニューに情報追加

― カフェの珈琲豆をトレーサビリティで購入しています。そこでメニューボタンに、トレーサビリティの説明を追加しました。興味のある人はより深く読んでもらえるし、忙しければ読まなくてもいい。待ち時間に熟読してくれ、私たちの想いを知って、その後常連になってくださる方もいます(カフェ オーナー)

あなたのSDGsポイントもぜひお寄せください。


StarPay-Order 相談室

いまさら聞けない「StarPay-Order」

【質問】

「チェーン店がオープンしたのでStarPay-Orderを導入したいのですが、店長は機械系が苦手だからと躊躇しています。忙しくて付きっきりでは説明できないし、強要すれば混乱も招きそう。どうすればいいでしょう」(カフェ店主)

【回答】

質問ありがとうございます。今までアナログでやってきた人が急にシステムに切り替えると言われると、うまく使いこなせるかどうか不安になりますよね。しかし、オーナーとしてはチェーン店も併せて、売り上げや仕入れを管理していきたいので、はやめに導入したい、そんな気持ちもわかります。


そんな時は、まずQRコードを置くだけの月額料金と端末料金が無料の『エントリープラン』を導入して、今までの注文や会計と併用して使ってみることをおススメします。『エントリープラン』ならシンプルな仕組みなので、初心者でも戸惑うことが少なく、料金も無料。1カ月かけてトライしてみると、抵抗感も少なくなるでしょう。

初期導入の際は、当社からも使い方の研修やその後のサポートをお手伝いしますので、ご相談ください。「StarPay-Order」では、お店のスタイルに合わせた4つのプランをご用意しています。時々で、自店にあったプランを見直してみてください。



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